カウンセラーが教える日常で使える心理テクニック⑥「対人関係で悩まないために アドラー心理学『劣等感を抱くことは自然なこと』」

『劣等感があるから頑張ることが出来る』

「現実の自分が、理想の自分に追いついていない・・・」
「自分は何で〇〇なんだろう・・・、〇〇だったら良かったのに・・・」

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人間誰しも、いわゆる「劣等感」を持っています。この「劣等感」を感じてしまうと人は悩んだり落ち込んだりしてしまいますが、アドラー心理学では「劣等感」があるからこそ、その「劣等感」をバネにして目的達成のために頑張ることが出来る、健全で必要なものと考えられています。この考え方を『優越性の追求』と言います。

この『優越性の追求』とは、他の人と自分の比較をするものではなく常に理想の自分を思い描き、理想の自分になるように努力し進んでいく事です。

この劣等感を目的達成に向かって努力しない言い訳に使ってしまうことがあり、それを『劣等コンプレックス』と言います。劣等感とは違い「劣等コンプレックスを持つことは不健全である」とアドラー心理学では考えられています。

落ち込む

『自分を認める勇気を持ち本当に強い人間になる』

「自分は太っているから、モテない」
「自分はお金が無いから、結婚出来ない」

このように「〇〇だから、△△出来ない」と悩んでいる人は少なくありません。一見すると「〇〇」という原因があるから「△△」という目的が達成出来ないという「因果関係」があるように感じますが、太っていてもモテる人はいますし、お金が無くても結婚している人はいます。この様に、本来なら因果関係が無いのに努力をしない事(逃避やあきらめ)を正当化するため、自分の都合が良いように因果関係を解釈し、納得してしまっている状態が『劣等コンプレックス』を持っている状態です。

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また『劣等コンプレックス』としっかり向き合わず「自分は他人よりも優れている」などと自慢したりするのは『優越コンプレックス』と言います。簡単に言うと、自慢する・他人をバカにする・派手な服装やブランド物、といった行動などによって見せかけの優越感に浸るための努力しかせず、自身の劣等感に向き合わない状態で不健全な状態です。

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では、このような不健全な状態から抜け出すためにどうしたら良いのか?アドラーは次のような言葉を残しています。

『できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。いまの自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれる。』

これは『自己肯定感(自己受容)』という考え方です。不完全な自分を受け入れて、より良くなるように行動するというものです。自分の努力によって「変えられるもの」「変えられないもの」を見極めることが重要で、自分に「与えられたもの」(環境・遺伝・身長など)「変えられないもの」で、他人と比べて悲観する必要はありません。それよりも「与えられたものをどう活用するか」が重要で、どう活用するかは自分で「変えられるもの」です。

つまりアドラー心理学では劣等感を持つことは悪いことではなく、劣等感を言い訳にせずに目標を達成するための力として使って行動することが重要だと考えられています。

『自分の劣等感から目をそらさずに、自分の不完全さを認める勇気を持ち、自分の力で変えられるものは努力して変えていこう』

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探偵歴20年。心理カウンセラー、夫婦カウンセラー、西洋占星術師。横浜、千葉、東京で気軽に相談出来る探偵事務所を展開中。神輿会など地元行事にも積極的に参加しています。探偵事務所所長。