探偵と猫と神社

「探偵は神社で猫に出会う」
探偵は、というか私だけのような気はしますが難易度の高い調査の前には必ず神社に立ち寄ります。
無事に調査を終えることが出来るようにという意味合いもありますし、調査を前にしてどことなく緊張している気持ちが神社に参拝するとスッと落ち着く気がするのです。
そんなフワッとした理由で神社には良く立ち寄るのですが、必ずとは言えないものの神社の境内に入るとかなりの高確率で猫に出会います。
地方へ出張に行く時にも宿泊先の近くに神社があればご挨拶を兼ねて参拝するのですが、やはりそこでも猫に出会うことが多く「神社で会う猫は神様の使い」といったスピリチュアル的な考え方もあるようなのですが、猫好きにとってみれば猫に出会えること自体がとても嬉しいことです。
水が飲める手水舎があったり普段は人気のあまりない神社は猫にとって安全地帯で居心地が良いだけなのかも知れませんが神社にいる猫はなんだか神聖な感じです。
神道では神様の使いとして現世と接するお役目を持った動物がいると考えられていて、そのような動物達は眷属(けんぞく)または神使(しんし)などと呼ばれています。
大黒様→鼠、弁財天→蛇というのはなんとなくイメージ出来るのではないでしょうか。
神聖な場所で出会う生き物はどことなく神性を感じてしまい猫も神様の使いなのでは?なんて思ったりもしますが、とにかく猫はかわいいものです。
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