離婚相談室
離婚や慰謝料と探偵の関係とは
探偵が離婚相談?と思われた方もいると思います。
探偵が離婚に関わる調査を受けた場合「パートナーの浮気に悩んでいる」というケースが殆どです。
探偵に浮気調査を依頼する人は「浮気された腹いせに調査するんでしょ」と言った考えをお持ちの方もいらっしゃいますが、それは間違いです。当初は「事実を知ること」であったかも知れませんが「浮気は結婚生活における重大な違法行為」なのです。当然ながら慰謝料の請求対象になります。
浮気は法定離婚原因としても認められ、浮気の事実を知りその後、離婚を決意される方がいます。
調査の結果、不貞行為(浮気)の証拠を抑えられれば弁護士に資料を渡し弁護士が資料を用いて調停・訴訟を進めて行きます。
決定的な証拠が取れれば慰謝料、養育費、親権など全てのことが有利に展開出来るのです。
その為の基礎知識を学んで頂き、事前に事を進めることをお勧め致します。
なぜなら慰謝料が確定すれば 少なからずそこまで掛かった費用だけでなく今後の生活に大切なものを取り返す事が出来るからなのです。
誰の為?それはお子さんの為であり、ご自身の将来の為なのです。
現代日本の離婚の現状
近年、離婚率は年々増加傾向にあります。
もし離婚を今考えているのであれば離婚を選択する事が決して稀なことではありません。
また熟年離婚についても年々増加傾向にありますので今後団塊の世代の離婚が増えればさらに増加すると予想されます。
また婚姻期間が長い夫婦の離婚が増えており、熟年離婚の数は数字上でも確認されています。
また離婚率では10代、20代が増加しています。
離婚動機としては「性格の不一致」が一番多いのですが、男女ともに異性関係が上位にあります。
身近に離婚経験がある方がおられると思いますが、数人にひとりは離婚原因が異性関係なのです。
知人から離婚した原因を聞かれた際、表向きは「性格の不一致です」と答えますがその実、異性関係で悩んで離婚しているのです。
離婚した方は体裁を気にして言わないことが多いようです。
よって浮気で悩んでの離婚は決して珍しいことではないのです。
正確には「性格がお互い合わないので浮気して異性関係が原因で離婚した。」というのが本音だと言えます。
ここ数年間で離婚の方法も協議離婚だけでなく、お互い条件が折り合わないなどの為、調停離婚、審判離婚、裁判離婚もあわせて増えてきています。
もし近い将来あなたが離婚を考えているのであれば、離婚時の条件などをどうしたら「有利に展開出来るのか」を学んでおく必要があります。