「電磁波被害の解決」を騙って不当に調査費用を得たとして探偵社社長らが逮捕された事件で、警視庁は「思考盗聴は存在する」などと騙り別の依頼者から調査費用を騙し取った容疑で探偵社社長を再逮捕しました。
事件概要
『あなたの街の探偵社』の社長である49歳の男は、2020年7月に自身の思い込みかもしれないと懸念を伝えたうえで「思考盗聴されているかもしれない」という依頼者に対して、「思考盗聴は存在する」「あなたは思考盗聴されています。犯人を捜しましょう」と半ば強引に契約させ「思考盗聴しているやつがいます」などと嘘をつき、調査費用として約75万円を騙し取った疑いが持たれています。
探偵社社長は別の依頼者が判断能力が不十分な心身衰弱状態であることにつけこみ、契約料を不正に得た疑いで既に逮捕・起訴されていますが、警視庁は同様の手口でおよそ1億3千万円を不正に得たとみて調べています。
悪徳業者にご注意ください
逮捕・起訴そして再逮捕された「あなたの街の探偵社」のような悪徳業者は「集団ストーカー」「電磁波攻撃被害決」「思考盗聴」などを解決すると騙り、相談にきた依頼者をさらに不安にさせるようなこと言って契約させます。
また、実際には存在していない被害をでっち上げて追加費用を請求することもありますので、不安煽るようなことを言ったり急かして調査や契約を急がせるような業者にはご注意ください。
盗聴や盗撮の調査について
弊社での盗聴器・盗撮カメラの発見調査は不安を煽ったりせずに、第三者目線で「客観的に盗聴や盗撮の被害があるか」「盗聴器や盗撮カメラの有無」を専門的な機材を使用して調査をした上で、「防犯や対策方法」などのアドバイスを行います。
依頼者の中には技術的には不可能ではないものの一般的には流通していない様な機械や手法を用いた盗聴や盗撮を心配する方もいらっしゃいますが、それらも国家的な諜報機関でなければ費用面でも技術面でも現実的ではないものであるなど、不安を払拭できるように説明させていただきます。
また、盗聴や盗撮の調査に関する「自分の部屋が盗聴されているみたいです。盗撮の可能性もあるのではないかと考えています。」のブログ記事もご参考にしていただけると幸いです。