総合探偵社ガルエージェンシー横浜駅前では精神科医療を行っている横浜市内にある2つの医療機関と協力体制を整えました。
「なぜ探偵が医療機関と?」思われるかもしれませんが協力体制を整えようと決めたきっかけは以下の事件です。
「電磁波被害の解決」を騙って不当に調査費用を得たとして探偵社社長らが逮捕された事件ですが、悪徳探偵は依頼者が判断能力が不十分な心身衰弱状態であることにつけこみ契約させていました。
心身衰弱状態といっても様々な状態がありますが「盗聴」「盗撮」「ストーカー」「いやがらせ」などの被害を受けているという方の中には統合失調症や認知症などに起因する被害妄想や幻聴と思われるケースが少なからず見受けられますが、そのような方たちの不安につけ込んで悪徳探偵は実際には解決できないのにも関わらず高額な調査契約させるなどをしています。
当社でも「盗聴」「盗撮」「ストーカー」「いやがらせ」などの被害を受けているので調査をして欲しいという依頼があれば事実確認のために調査をしますが、そのような事実が無かった場合には不安を煽るようなことはせずに「何が原因やきっかけとなって被害を受けていると感じているのか」をできる限りヒアリングし、その中で「眠れない」「声が聞こえる」「食事をとるのもおっくうになっている」(あくまでも一例です)などの状況であるのであれば医療機関の受診を勧めています。
もちろん統合失調症や認知症の症状のある方でも多少の不便を感じつつも日常生活ができる場合や病識が無い(自分が病気であることを自認していない状態)の方の場合には医療機関に行くことを拒む方もいますが、少しでも解決する方向へ向かうには現状を専門家に客観的な視点から判断してもらった上で問題を一つ一つ切り分けて対処していくことが大切だと考えていますので、根気よくお話を続けていきます。
これ以上、悪徳探偵の被害者を出さないために今後も医療機関と協力体制を強化していきます。